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「夫婦」の決断に必要なものとは?

最近、ふたりで大きな決断をしたことは何がありますか?
結婚式の日程、入籍日の決定、新居の決定…などなど。

それは、どのようなプロセスで決断しましたか?

「相手がいそがしいから、相手に相談せずに自分ひとりで決断した」
「どちらかが折れて意見を合わせて決断した」
「ふたりで相談して、ふたりが納得して決断した」

決断には様々なプロセスがあります。
今回は、「夫婦の決断に欠かせないこと」についてご紹介します。

目次

  1. 「ふたり」になるということ
  2. 「夫婦」の決断に必要な条件
  3. ふたりで「対話」するということ
  4. 何を話し合ったらいいの?
  5. 結びに

「ふたり」になるということ


結婚、それは「ひとり」と「ひとり」から「ふたり」になること
結婚しようと決めたその日から、ふたりの人生は決断の連続です。
ひとりで決めるなら簡単なことかもしれません。でも「ふたり」ならどうでしょうか。

例えば、結婚式のゲスト。
会社関係のゲストはどこまで呼ぶ?友人関係の割合はどうする?

ふたりの結婚式だからこそ、「ふたり」の答えを持って進めていく必要があります。

「夫婦」の決断に必要な条件


決断は、結婚式の準備だけとは限りません。
顔合わせ、入籍、引越し、新居、保険…
様々なことをふたりで決断していく必要があります。
そしてその決断は、「ふたりが納得していること」が条件になります。

今までカップルだったおふたりには不要だったとしても、
これから共に生きていく「夫婦」には「ふたりが納得している」ことが決断に必要不可欠です。
では、「ふたりが納得する」ためにはどうすればいいのでしょうか。

その答えは「対話」にあります。

ふたりで「対話」するということ


「対話」とは、お互いの価値観を尊重しながら
自分ひとりの答えではなく「ふたりの答え」を出す、話し合いのこと。

「会話」のゴールはコミュニケーションをとることですが、
「対話」においては、大切な事柄をふたりで話し合って決めることをゴールとします。

いそがしくて余裕がないとき、身近な人との時間が削られがちです。
向き合う時間が減ると、相手の考えていることがだんだんと分からなくなり、
それがふたりの間の行き違いや温度差を生み出すことにも。

お互いに分かり合える存在であること、心から信頼できる存在であること。
そのために、お互い落ち着いて向き合える対話時間を、定期的に設けましょう。

日常の延長線だと、どうしても家事などのタスクが気になってしまい
集中力が途切れがちになるため、
なるべく日常を感じない環境がおすすめです。

落ち着いた気持ちになれるカフェや公園などへ行くと、
気分が切り替わり対話の精度が上がります。
部屋で対話する場合は、片づけたり、アロマを焚いたりすることでスッキリした気持ちで対話に入ると◎

– 対話場所例 –
落ち着いたカフェ、公園、海岸、旅先、VMGホテルなど

– アイデア例 –
落ち着く音楽をかける、アロマやお香を焚く
部屋の間接照明のみを点灯する、ベランダに椅子を置いて話す、おしゃれ着に着替えるなど

何を話し合ったらいいの?


「相手の幸せのために、自分にできることは何か」

こんなことを、話し合ったことはありますか?
考えたことはあるという方もいらっしゃるかもしれません。
それを言葉にして話し合ってみましょう。

結婚しようとする今
相手に対して、これからのふたりの未来に対して、どんな思いがありますか?

思いや考えを揃える必要はありません。
お互いの考えていることを知ることからスタートし、
相手の思いや考えの置き場所を自分の中につくってみてください。

そして、「僕は」「私は」という主張からは離れて
「私たちはどうしていきたいか」を考え、話し合ってみましょう。

これまでどんな人生を歩んできたのか、
これからふたりでどんな人生を歩んでいくのか。
こうだといいな、こうしたい、と思う未来をふたりで想像してみましょう。

結びに


決断をすることがゴールなのではありません。
ふたりでふたりともが納得できる決断をすること。
これから人生を共にしていく夫婦にとっては、そのプロセスが重要なのです。

決断の度に、夫婦の絆が深まるように
「夫婦としてどうしていきたいか」を大切にしていきましょう。