musubi magazine

心を動かす結婚式のアイデア〔音楽・BGM編〕

 

印象に残る、心に残る結婚式の時間。

結婚式に列席くださる大切なゲスト。
特定の誰かだけ、ではなく
この場にいる全員の「心を動かす」仕掛けのヒント。

今回は、
心を動かすために欠かせないアイテム「音楽」「BGM」についてお伝えします。

 

目次

  1. BGMの役割
  2. BGMの選びかた
  3. こだわりたいポイント
  4. 最後に

 

BGMの役割


 

結婚式という特別な日に、
大切なゲストをお迎えするために、会場は非日常としての役割を担っています。

会場の雰囲気、装花やペーパーアイテムなどのコーディネートなど、
様々なアイテムの要素が組み合わさり、ゲストをお迎えする空間をつくっています。

BGMも、空間づくりにおいて重要な役割をもつアイテムのひとつです。

 

そして何よりも、
2時間30分という限られた時間の一瞬一瞬を、
よりエモーショナルに演出できるのは、この「BGM」だけです。

 

そしてこのBGMの力を借りて、
そのシーンがよりあたたかく、より美しく彩られます。

 

 

 

BGMの選びかた


 

音楽が大好きで、こだわりをお持ちの方もいらっしゃれば、
普段全く音楽に触れる機会がない方もいらっしゃいます。

また、音楽に普段触れていたとしても、
自分たちの結婚式のBGMとなると

「なかなかイメージがわかない…」「悩みすぎてしまってこれでいいのか分からない」

と、ネットに掲載されている人気曲、定番曲などに頼っている方も多くいらっしゃいます。

 

パーティでは、通常の進行において10曲ほど選曲する必要があります。

衣裳や料理などと違って、試してみることができないのがBGM。

 

「パーティの進行ごとにマッチングする選曲をする」ということは
やはり難しさを感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、こちらのmagazineでは
BGMを選ぶための軸となる、こだわりたいポイントをお伝えさせていただきます。

 

 

 

こだわりたいポイント


 

BGMを選んでいく上でこだわりたい、軸となるポイント。

それは、パーティの音楽をただのBGMとしてかけるのではなく、
ちょっとした「意味を持たせること」。

 

それによって、よりエモーショナルな瞬間をつくりだすことができ、
演出効果が高まった結果、その場にいる全員の心が動くことに繋がります。

 

 

例えば、新郎様の中座のシーン。

 

寡黙で、言葉にして思いを伝えることが苦手だった新郎様。
自分の口から伝えることは難しいけれど、
一緒に育ってきた兄弟へ
「あなたと兄弟で生まれてこれたことが幸せ」「これからもよろしくね」
という思いを伝えたい。

このキーワードを基に、そのメッセージが伝わるような選曲に。
MCからはご兄弟への思いをアナウンスでお届けする。

 

 

同じ中座のシーンでも、新郎様によって中座を通してゲストに伝えたい思いは様々。

例えばこれがサークル時代のご友人であれば、
自分たちが一瞬でその時代に戻れるような選曲を。

 

 

「人気の曲」「定番の曲」というだけで選ぶのではなく、

 

「どんな思いを伝えたいか」「どんな空間にしたいか」

 

という観点をもつことで
よりそのシーンをエモーショナルに演出することができます。

 

 

最後に


 

BGM、音楽には、心を動かす力があることを感じていただけたでしょうか?
「定番の曲」を選ぶだけではなく、
今回お伝えした軸「ちょっとした意味を持たせること」を意識して選んでみてくださいね。

次回音楽編では、BGMの具体的なシーンごとのポイントを解説していきます。

 

大切な人たちと過ごせる、貴重な時間を一瞬一瞬こだわることは、
新郎新婦のふたりにとっても、列席されるゲストにとっても、
人生が豊かになる時間をつくることに繋がります。

おふたりの一生に一度の結婚式の時間が、
より豊かになるために、是非パーティを彩る音楽にも目を向けてみてはいかがでしょうか。